Wednesday, October 28, 2015

[Singapore] 福建語を話して華人社会に深く入り込もう

シンガポールには中華系、マレー系、インド系、その他と様々な種族の人たちがおり、オフィスでは英語が共通言語として使われています。一方、それぞれ同じ種族の友人や家族との会話では中国語、マレー語、タミル語、もしくは英語で会話がなされます。

また中華系の人たちはその祖先の出身に応じて中国語の方言である福建語、潮州語、広東語、客家語、海南語を家族・親戚や地元の同じ言語グループの人たちとの会話で使用します(少なくとも私自身も福建語、潮州語、広東語が家族間で話されているのは聞いたことがあります)。

シンガポールの華人に対し、より身内に近い環境で話されるその方言を少しでも話すことで、自分たちの言語に興味を持ってくれる珍しい外国人だと興味を持ってくれるのではと思います。純粋にそういったコミュニケーションは双方にとって楽しいものですし、ビジネスの場においても業務内容・英語でのコミュニケーションはちゃんとしたうえで、タイミングをみてこういったコミュニケーションも加えられればビジネスの相手のこちら側への精神的な距離もぐっと縮まるのではと思います。シンガポールには日本人も多いので、個人としてしっかり覚えてもらうには「こんな珍しい日本人がいたよ」と相手が話題にしてもらえるような、日本人のなかでの差別化も必要なのではと思います(それが別に福建語でなくてもいいと思いますが、何か考えてみてもいいと思います)。

また福建系の人は華人のなかでも最も多く、福建語の表現がそのままシングリッシュになっているものも多いため、シングリッシュの理解にも繋がることから一石二鳥の言語だと思います 笑。

自己流ですが、発音を下記に記しましたので、ぜひ使ってみてください。発音・声調(括弧の中の数字)は中国語(普通話、マンダリン)のピンイン・声調をベースにして表記しています。普通話の発音にはないものは、日本語のローマ字の発音で発音してください。声調も参考にすればかなり通じると思っていますので、自身を持って言い切ってみてください!

あなたは何人(なにじん)ですか?
⇒ 你是什么人?/ Ni(1) Xi(3) Xi(2) Mi(1) Lan(2)? / にー(1) し(3) し(2) み(1) らん(2)?

私は日本人です
⇒ 我是日本人 / Wa(1) Xi(3) Ji(3) Pun(1) Lan(2) / わー(1) し(3) じっ(3) ぷん(1) らん(2)

私は中国人です
⇒ 我是中国人 / Wa(1) Xi(3) Diong(1) Kuk(3) Lan(2) / わー(1) し(3) でぃおん(1) ぐっ(3) らん(2)

私は学生です
⇒ 我是学生 / Wa(1) Xi(3) Hak(1) Seng(3) / わー(1) し(3) はっ(1) せん(3)

大丈夫
⇒ 不要紧 / Bo(2) Yag(1) Gin(3) / ぼ(2) やっ(1) ぎん(3)

水を飲む
⇒ 饮水 / Lim(3) Zui(4) / りむ(3) ずい(4)

水を飲みますか?
⇒ 爱饮水莫? / Ai(1) Lim(3) Zui(4) Mai(2) ? / あい(1) りむ(3) ずい(4) まい(2)?

お酒を飲む
⇒ 饮酒 / Lim(3) Jiu(4) / りむ(3) じぅ(4)

お酒を飲みますか?
⇒ 爱饮酒莫? / Ai(1) Lim(3) Jiu(4) Mai(2) ? / 
あい(1) りむ(3) じぅ(4) まい(2)?

はい
⇒ 爱 /Ai(1) / あい(1)

いいえ
⇒ 莫 / Mai(4) / まい(4)

ある
⇒ 有/ Wu(1) / うー(1)

ない
⇒ 无 / Bo(2) / ぼー(2)

わからない
⇒ Mm(3) Zai(1) / むぅー(3) ざい(1)

仕方ない
⇒ 无变 / Bo(2) Bian(1) / ぼー(2) びえん(1)

ボーピア ※クレープのような生地に豚肉や野菜、ニンニク等を乗せ、巻いて
食べる福建料理
⇒ 薄饼 / Bo(2) Pia(1) / ぼー(2) ぴあ(1)

ゴーヒャン ※豚肉を湯葉で巻いて揚げた福建料理
⇒ 五香 / Ngo(2) Hiang(1) / んごー(2) ひぃあん(1)

アングーグエ ※お祝い事の際に食べる赤い色をした亀の甲羅の模様がついた餅
⇒ 红龟糕 / Ang(3) Gu(1) Gue(1) / あん(3) ぐー(1) ぐえ(1)

エアコンをつける
⇒ 开冷气 / Kui(1) Leng(3) Ki(4) / くい(1) れん(3) きー(4)

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