Tuesday, October 27, 2015

[コンサルタントの働き方] コンサルタント的断捨離のススメ

断捨離という言葉が少し前に流行っていましたが、シンガポールに生活の拠点を移す際、所有物の整理を行ったときのことを書きたいと思います。結果、シンガポールでの所有物は最小限とし、実家の荷物の整理もできたため、気持ちも身軽になりました。整理対象・方法は下記の通りです。

・書籍・セミナー資料等
全てPDF化してノートPCに入れました。PDFファイルは併せて文字認識の処理をしており、仕事で参考になる記述があるかどうか探す時も文字で検索ができるため実物の本よりも使い勝手がよく、実際にシンガポールに来てから仕事に役に立ったものもいくつかあります。ノートPCはタブレットにもなるタイプなので、飛行機の中等でも読みやすいです。留意すべきは無心に全てPDF化するのではなく、そもそも今後読まないと思ったものはPDF化もせず、売ったり廃品回収に出したりすることで時間の無駄を省くことです。

・書類・領収書類
明らかに不要なものは捨て、またPDF化したり写真に撮り残しておけばよいものはそのようにしました。実際に紙媒体で保管すべきものは、バインダー一冊に集約しました。データ化したものはフォルダで整理、バインダーもカテゴリごとに整理しているため、頭出しも早いです。

・衣類、靴等
1年以上身につけていないものは捨てました。

併せて実家においてあった自身の物品についても同じように整理をしました。書籍、衣類、CD、写真等多くありましたがこれを機会に整理してしまいました。

・CD
MP3化してノートPCに入れ、CDそのものは捨ててしまいまいた。こちらで疲れたとき等、昔よく聞いていた音楽を久々に聞くのもなかなかいいです。

・写真
デジカメが普及するまでに撮った写真のうちあとで見る価値のあると思うもののみ選び、他は全て捨ててしまいました。万が一必要になっても以前ネガを写真屋でデジタル化しており大丈夫です。

そのため実家に置いていた荷物もシンガポールでは不要な冬服(最低限)と卒業アルバム類(これも自分の部分だけPDF化して捨ててしまおうか考えたが結局残した)くらいになり、気持ち的にもすっきりしてこちらにくることができています。

様々な物品を整理していて重要であると思った考え方は優先度の高い順に、①まずはいらないものを識別する、②そのうえで実物として残しておかなければならないかまたはPDFや写真で十分か判断する、③どうしても実物として残しておくもののみ分類して残す、です。①は、そもそもいらないのにPDF化したり分類したりしていたらそもそも時間がもったいないですし、②は「データとして残す」という選択肢を設けることで捨てるか/残すかの二択だと結局迷って残すを選んでしまうようなものでも積極的にこの選択肢を選ぶことができ実物の量を大幅に減らすことができた、のがそれぞれ重要であると考えた理由です。

細かい作業に入る前にそもそもその作業は必要なのかとで考えたり、情報はデータ化してすぐに頭出しできるようにしたり、といったことはコンサルタントとしても重要な行動様式ですし、それにより資産(持ち物)は軽く、持ち歩ける情報は多く・使い易くすることで移動が多いなかでも普段と変わりないパフォーマンスを発揮できるようになります。

実際にはシンガポールに引っ越す前からこのようなことを考えて少しずつ身の回りの整理を続けていたのですが、そうしたところだんだんと「物」に対する執着や物欲がなくなってきました 笑。

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