旧正月間近のチャイナタウンを散策してきました。
お金を模したランタンが道路の上に掛かっていたり、山羊(確かに羊の一種か)の形をしたランタンが道路の中央分離帯に飾ってあったりします。
そして毎年旧正月にチャイナタウンに来ると気になっていたのが、チャイナタウンのなかにあるヒンズー教寺院、SRI MARIAMMAN寺院。寺院のあるブロックの周囲の道路の上に旧正月用のランタンを掛けるけるために寺院の塀を使わせているのを見て、周囲とうまく共生しているんだなと思いながら見ていました。
今年来てみると驚いたことに、寺院そのものに春聯と、英語で"LUNAR NEW YEAR", "WISHING EVERYONE A HEALTHY & PROSPEROUS"と中国語の"新年快乐", "祝你身体健康,万事如意(もしくは恭喜发财?)"に相当するであろうメッセージが貼られていました。パイナップルをかたどったランタンの飾りも掛けられています。改めてこの寺院の懐の深さを感じたような気がします。
異なる考えや宗教が共存するにはこういった互いを尊重するような振る舞いが大事であり、特に多民族のシンガポールだからこそ生み出された生きる知恵なのではと思いました。それにしても春聯の内容が富とか財とか、お金に偏ってるのが少し気になります 笑。
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